ボードゲームって面白い。麻雀とかカタンとか世界中でたくさんの人がやってる。
でも世界でひとつのオリジナルボードゲームも欲しいよね!ということで、ボード&コマ&カード&その他諸々を自作してみたよ!
みんなもボードゲームを作る際の参考にしてみてね。
世界観・ルールの設定
まずはどんな世界観のボードゲームにするか。
どうせなら自分が好きなものをボードゲームに落とし込みたいよね。
自分はダイビングが好きなので、ダイビングに関するボードゲームを作ることにした。
↓すでに売られているものもあるみたい。
ダイビングってあんなに面白いのに意外と実施人口が少ない。今回作るボードゲームをきっかけにダイビングの面白さを知る人が出てきてほしいので、人魚とかモンスターが出てくるようなファンタジーな世界観というよりかは、実際のダイビングを体験できるような現実的な内容にしてみよう。
以上を踏まえて基本的なルール(勝利・敗退条件)を考えてみた。
・ダイビング中にたくさんの生き物と出会い、写真を撮った人の勝ち
・エアが残っているうちにエキジットしなきゃ負け(陸に帰らないと負け)
これだけ!!もちろん写真撮らなくてもダイビングは楽しいんだけどね!
よりリアルにするんだったら安全停止とか水温・ドリフトによる影響とか色々折り込みたいんだけど、複雑になりすぎても良くないのでこんなもんにしておこう。
次にゲームの流れを考えてみた。
2~4人推奨のターン制ボードゲーム。浅瀬/中層/深場/岩場とダイビングポイントが分かれており、ポイントに応じて出会える生き物が異なる。
①陸地からスタート
②アクション(移動/撮影/発見)を選択する
【移動】 隣のマスに移動する。
【撮影】 自分のポイントで出会える生き物を撮影(ポイントゲット!)
【発見】 地形や特別な生き物を発見するなど、ランダム性のあるアクション
③アクションを終えたらエアを10消費して、次のプレイヤーへ
④エアがなくなるまでに陸地に帰る
⑤ポイントが一番高い人が勝ち!
とりあえずこんな感じでアイデアをメモ書きしていったよ。色々考えてたら結局複雑になってきた。
以上を踏まえるとこんな物が必要になりそう。

本来であれば適当な紙でボード/コマ/カードを作ってテストプレイを行い、このルールで楽しいか・穴がないかを確認するらしい。そうやってトライ&エラーを繰り返したあとに正規品を作っていくのだ。
でも自分はせっかちなので、さっそく物を作成していくよ。
ボードの作り方
まずはボードゲームになくてはならないボードを作っていく。
100均で四角形のバンブーコースター×4枚とカラースプレーを購入。


次にボードゲームにマス目を付けていく。磁石でコマがくっつくようにしよう。




カードの作り方
次にカードを作っていこう。カード印刷を外部委託することもできるみたいだが結構お値段が高い。
節約のために、自分で印刷してそれっぽいのを作成してみよう。
まずはカードデザイン(裏面)を描いてみる。

次に裏面を作っていく。浅瀬/中層/深場/岩場で出会える生き物や、発見カードの中身を描こう。


次にこれらを印刷する(光沢紙)。コンビニのネットワークプリントは便利だね。





コマの作り方
次はコマを作るぞ!!
適当な木を削って色を塗る。岩/ケーソン/沈船とかのオブジェクトから、ジンベエザメ/イルカ/マンボウとかのスペシャル生き物まで…


次にダイバーを作ろう。100均で木製ビーズを買って…


その他諸々の作り方
最後にケースとか説明書とか…


結構高級なお菓子のケースなのでいい感じ。アムールドゥショコラ最高!
完成!と言いたいところだけど、エアがどのくらい残っているか分かるように残圧計も作ろう。


ということでオリジナルボードゲーム「THE dive」の完成~!



実際にプレイしてみた
せっかく作ったのでプレイしてみた。当たり前だけど。


やってみた感想だが、わざわざエアを使って深場まで移動する暇あったら、浅瀬でパチャパチャ写真撮ってた方が強い。深場に移動するメリットをもっと大きくしなくては!!
あとエアが少なくなり陸地に戻ろうとしたら、進行方向に岩を置かれて詰んだ。なんじゃこりゃ。
正直に言うと、欠陥だらけでゲームとして面白くなさすぎてビビる。このままではダイビングって面白くないんだねってバカにされてしまうではないか!!ダイビングはこんなもんじゃないぞ!!
もう少し心理戦の要素があったら面白くなりそう。
ダイビングのバディにひとり殺人鬼が紛れてるマーダーダイバーみたいな。でもそれってダイビングなのか…??自分の目指すものがよく分からなくなってきた。
やっぱりテストプレイは大事だね!ボードゲーム作成で一番難しいのはルール作りだ。
でも世界に一つだけのボードゲームを作れて大満足!みんなも作ってみようぜ!!!
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