ニタリの出会い方（in マラパスクア）

ニタリに”ほぼ必ず”会える、と噂のフィリピンマラパスクア島まで行ってきた。
なかなかしんどい旅程だったが、なんとかニタリに会えたのでその方法を記しておく。
コロナが明けたらまた会いに行きたいな～

ニタリとは？？
どこにいる？？行き方は？？
ダイビング結果
まとめ

ニタリとは？？

ニタリとはオナガザメの一種であり、特徴は何と言ってもその尾びれ。細く長い尾びれはニタリの全長の半分を占めるという。
その尾びれを魚にたたきつけ、魚を追い込んだり気絶させたりして捕食するらしい。

唯一無二のフォルムをしており、その姿はとにかく美しい。僕は世界一綺麗なサメはヨシキリザメではなくニタリだと思っている。
一度は見てみたいな～と思っていたところ、ダイビング仲間からお誘いがあったので二つ返事で会いに行くことに。

どこにいる？？行き方は？？

静岡県大瀬崎での目撃情報もあるため海ならどこでも会える可能性はあるのだが、超超超レアケース。なのでニタリとの遭遇率が世界一といわれている「マラパスクア」まで行くことに！！
ダイビングショップはマラパスクアで唯一の日本人インストラクターがいる「ブルーヘブン」を予約。

マラパスクアはフィリピンの離島の一つ。

見ればわかる通り、めっちゃくちゃ遠い。
でも安心してください。基本的にダイビングショップがセブ⇔マラパスクアまでの移動手段/宿泊場所を用意してくれるので簡単に行けるよ！
ちなみに自分のマラパスクアまでの旅程（８月中旬）はこんなだった。

●１日目

家⇒中部国際空港（マニラ便が台風により欠航…次の日の便に振り替え…）

●２日目

中部国際空港⇒成田空港
成田空港⇒マニラ
マニラ⇒セブ（台風により2h遅延）
フライトが再開するまで空港の待合室でフィリピンのバラエティ番組をずっと見てた。ペットボトルをひたすら積み上げていく的な？何言ってるか全くわかんないけど万国共通の企画で面白かった。

　結局セブのホテルについたのは夜中の23時。野良犬いたり浮浪者いたりで結構怖い。
　その辺のタクシー使ったらクッソ高い値段をぼられかけたのでお気をつけて…
　払えませんって言ったらやれやれみたいな顔されたわ、なんじゃい。
　（有名な話だけど野良タクシーは危険！！ホテルにタクシーを用意してもらおうね！）

●３日目

セブで観光

　海況が荒れているため、この日のマラパスクア移動は中止。
　セブのショッピングセンターやレストランでのんびりすることに。
　やーっと旅行っぽいことができた。激赤エナジードリンク飲んだら目がバッキバキ。
　ダイビングショップ指定の宿に宿泊し、３日目終了。

●４日目

セブ⇒マラパスクア（車で3時間、船で30分）
まずはダイビングショップに用意していただいた車に乗って、セブ島北端の港まで移動。
凸凹道路をすごいスピードで走っていく。自分じゃ怖くて運転できないわ…！
道中売店に寄って小休憩をはさみながら、港に到着！

　こっから船移動。いや～海がきれい！！！
　ここにきてやっとダイビング旅行だということを思い出す。

台風の影響もあったけど、3日以上かけてやっとマラパスクアに到着！！
お金ある人はセブ直行便で行こうね。
何はともあれ、やっとできるぞダイビング！！！！

ダイビング結果

●マラパスクアに到着して１日目
まずは普通にダイビング。いつも潜っている大瀬崎ももちろんすごいけど、マラパスクアの海はもっとすごい。カラフルウミウシたくさんだし、死滅しない回遊魚たくさんだし、東南アジアの海だな～って感じ。
ケリドヌラワリアンスを一生分見れた。ちっちゃいダイビングスーツみたいでかわいいね。

ニタリに会えるポイントは平均水深20m位ではあるものの、結構長い時間潜るとのこと。
イントラさんからエンリッチドエアをおすすめされたので、まんまとライセンス取得した。

●マラパスクアに到着して２日目
いよいよニタリに会えるポイント「モナドショール」へ！！
本当に会えるのか？？そもそもニタリっているの空想上の生き物じゃないのか？？とか船上で考えてるとあっという間にポイントへ到着。まだ心の準備もできていなかったがダイビング開始。

待っててとイントラさんから指示があったので、大きな岩場付近の砂地で着底。

遠くにほそーい線が…