Fitbitのベルトを自作してみた(魚革)

最初に

自分は長らく”Fitbit”と呼ばれるスマートウォッチを愛用している。

アクティビティ記録デバイスなどの情報が得られる Fitbit オフィシャルサイト
Find your fit with Fitbit's family of fitness products that help you stay motivated and improve your health by tracking ...

このFitbitは心拍数や歩数、睡眠時間など様々なバイタルデータを取得することができ、自身の健康管理のために非常に役立っている。だが、睡眠するときも運動するときも1日中身につけているため、Fitbitのベルトが結構な頻度で千切れてしまう。
もちろん換えのベルトも売っているのだが、折角なら自分の趣味にあったデザインのベルトを自作してみたい。
ということで作ってみよう!

Fitbitの構造は?

まずはFitbitの構造を知るところから。今回は大分前のモデルだが愛用している「Fitbit Inspire2」を見ていくぞ(モデルによってベルトの接続部などの機構が異なるので要注意)。

こんな感じ
ベルトに組み込まれた接続パーツが本体の窪みにはまり、本体とベルトが接続される。

バックルと接続パーツは使いまわすとして、ベルト部分だけを取り換えてみよう。
難しそうなのは接続パーツをどうやってベルトに取り付けるかだね。

手順

魚大好きなので魚革でベルトを作っていく。もちろん魚革がない場合は普通の革でオッケー

①マグロの革を鞣す
今回は丈夫な革が必要になるので、マグロの革を鞣す。
鞣し方の詳細は他の記事を参考にしてね。

マグロ!!刺身で食べました。
マグロの革は立派だね。鱗もしっかり取ろう。
身が残ってるので…
スプーンを使ってしっかり身をこそぐ。
洗浄した後、タンニン溶液に漬けて…
タンニンをしっかり抜いて…
油分を塗りこんで完成!!

②ベルトの形に切り出す
今回鞣した革は左右で厚さが異なっている。
革が厚い方に接続パーツを取り付けられるように切り出した。

こんな感じ。
ベルトの先端(薄い方)は丸く切ったよ。

③裏生地を貼り付ける
革の補強、肌触り向上のために、革の裏側に良い感じの布を貼り付けていく。
後工程で糸で縫い合わせるよ。

適当な布に両面テープをつけて…
ベルトの裏側に仮止め!
後工程でいいけど、バックルにも通しておこう。

④パンチで穴をあける
レザーパンチを使って、バックルの棒を入れるための穴をあけよう。

レザーパンチを使って穴を開ける
とりあえずこんなもんでいっか

⑤本体との接続部を作る
ここが一番の肝。Fitbit本体と接続するため、接続パーツをしっかりベルトに取り付ける必要がある。
今回はベルトの厚い方に横穴を開けて、そこに接続パーツを通すことにする。

ちょっと分かりづらいけどこんな感じ。キリで穴をあけて、その穴に接続パーツを通す。

これだけでは強度に不安が残るので、後工程にて糸で補強していくよ。

⑥糸で縫い付ける
最後に裏生地を糸で縫い合わせる。

菱形目打ちで穴をあけて…
雑だけどいい感じ

次に接続パーツを周りを糸で補強する。

綺麗な写真撮ってなかったからイラストで。

最後にベルトを本体に取り付けて完成!!

じゃーん!FitbitならずFishbit!!
しっかり腕に巻けるよ。

まとめ

正直に言うと、マグロの革だけでは普段使いするには強度が足らなそう。裏生地があることによって、ギリギリ強度を保てているような気がする。みんなはちゃんと牛皮とかで作ろうね。

でもFitbitのベルトは自作できるぞ!みんなもオリジナルのベルトを作って周りに自慢しよう!!
最後に愚痴。Fitbitの充電器は互換性を持たせた設計にしてくれ!!!頼みます!!!

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