魚鱗でアクセサリー作ってみた

魚の鱗ってとっても丈夫。料理をするときには邪魔でしかないけど、何かに活用できるのでは??
ということでアクセサリーにしてみたよ!皆も大きい魚を手に入れたら試してみよう!

魚の鱗とは??

鱗って薄いのに結構硬い。それもそのはず、実は魚の鱗って骨の一種なのだ。
捕食者から身を守るため、表面を硬い鱗で覆ったんだね。

といっても全ての魚に硬い鱗があるわけじゃなくて、魚の種類に応じて色んな種類の鱗が存在している。

楯鱗とかは有名だよね。サメ肌を利用してワサビおろしとかに活用されている。

他にもアリゲーターガーみたいに装甲のような鱗(硬鱗)を持った魚や、ウナギみたいにそもそも鱗を持たない魚もいたりする。千差万別、海の中にもダイバーシティが浸透している。素晴らしい。

今回は鱗をアクセサリーにするつもりなので、円鱗または櫛鱗を持った大きめの魚が欲しいなあ。

魚を釣りに行く

ということで、魚を釣りに行こう。友達のボートで海に出る。

綺麗な海。釣れないわけがない。

ボートに乗って転覆した経験があるので、スマートフォンは持たずに乗船。
そのため、釣り中の写真はないので悪しからず。

釣果は…

なんとブダイをゲットした。

ちなみにこのブダイは釣ったわけではなく、浅瀬を泳いでいたやつをボートで追いかけて網ですくった。多分内臓にガスがたまって浮いてしまったんだろう。レアなケースでびっくり。

ちなみにブダイの名前の由来のひとつとして、鱗が硬く鎧を着ているようだから「武鯛」というものがある。それだけ鱗が硬いならアクセサリーにピッタリかも!ありがたく使わせてもらうぜ!!

アクセサリーの作り方

①鱗を取る
ブダイから鱗を引っこ抜こう。大きく頑丈な鱗のため、多少雑に扱っても大丈夫。
形から見るに、おそらく円鱗なのかな??

まるで鯉だね
大きいものだと1円玉くらいの大きさ

ブダイはお刺身で食べました。臭みがないか心配していたけど、淡白・上品な味で美味しかったよ。

②鱗を洗浄する
ブダイは表面がヌルヌル。取った鱗ももちろんヌルヌル。
そんな時はお酢などの酸性の液体で洗ってみよう。ヌルヌルが凝固して、簡単に洗い落とせるようになるよ。

③しっかり乾かす
1枚1枚を広げて乾かしていく。
消臭のためにも、風通しのいいところで天日干しにしよう。

鱗と鱗がくっつかないようにしてね。
乾燥したものがこちら!
めちゃくちゃ耐久性&柔軟性がある。素材として素晴らしい。

鱗の表面には輪紋があって見ていて楽しい。
また、鱗の埋没しているところは白色透明だが、鱗の表面に出る部分には色が乗っており、そのコントラストも面白い。

ツートンカラー
魚の表面の部分だけ、鱗に色がついてるんだね。

④鱗の形を整える
今回は花のアクセサリーを作っていく。
鱗の淵はギザギザしているので、ほんの少しだけ淵を切って形を整えよう。

これを…
こう!全然違う。

ひび割れるか心配だったけど、全くそんな素振りを見せなかった。
この鱗ひとつひとつが花びらになるよ。

⑤花を作る
先ほど作った花びらを接着剤でくっつけていく。
後ほどレジンで固定するので仮付けで大丈夫。

たくさん用意して…
同じ大きさの鱗を5枚くっつけて花を作る
小さいのと大きいのを用意

⑥パーツを付ける
最後にアクセサリーにするためのパーツをレジンを使って取り付けていく。

パーツクラブで購入
これらをレジンで合体させて…
花!!!きれい!!!
ピンも取り付けて…
イヤリング用のパーツをピンに通して完成!!なんかそれっぽい。

まとめ

鱗の紋様や波打つ形状が花びらにそっくり。とてもきれいなお花のアクセサリーができた。

魚の種類によって、鱗の色や形・質感が異なってくるので(色は基本無色透明だと思うけど)、十魚十色のアクセサリーが作れて楽しそう。
みんなも自分好みの鱗を探して、身に着けてみては??

かわいいね。

↓他にも色んなアクセサリーを作っているので見てみてね!

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