イカ墨で染めものをしてみた

今度はイカ墨で染めものをしてみたぞ!

最初に

前回、タコ墨で染めものをしてみた。使い道のないタコ墨の活用方法を見いだせて大満足!

でもやっぱりイカ墨でも染めてみたいよね。

堤防だって黒く染められるんだし!!

ということで早速やっていこう!!

イカ墨染めの手順

今回は型染めをやっていく。型染めのやり方は下記から!家でも簡単にできるよ。

①型紙を作る
型染めのための型紙を作る。今回はイカ墨染めなので、イカのデザインにしよう。

イカの足風
タコの足にも見える?

②米糊を作る
米をすりつぶして糊を作る。この糊を布に塗っておくと、その部分だけ染まらないのだ!

雑穀米である必要はない!
水を加えながらペースト状にしていく。

③布に防染処理を行う
米糊を布に塗っていく。布は前回タコ墨染めをしたものを使っていく。

左側の黒色はタコ墨によるもの
米糊を型紙の上からヌリヌリ
米糊を塗った後に、ゆっくり型紙をはがす
乾かしたものがこちら!

④イカ墨を調達する
今回はイカ釣りに行けなかったので、イカ墨を購入することにした。
カルディコーヒーファームは何でも売ってる。偉い。

パッケージにセピア(=コウイカ)って書いてある。
原材料はイカ墨と食塩のみ!!理想的。
中身はこんな感じ

⑤布を染色する
イカ墨で布を染色していく。イカ墨をただ上から塗るだけなので、厳密には染色じゃないかも…?
まあ今回は気にしない気にしない。

防染処理をした箇所を…
バン!なんか罪悪感がすごい

このあとにオーブンで焼いた。熱によりイカ墨が変質して、色が落ちにくくならないかなあ。

⑥米糊を落とす
お湯に布を漬け、米糊部分を剥がしていく。うまくいっていれば、米糊部分は染まっていないはず…

じゃぶじゃぶ。どうかな…?
お???
ええや~ん!!!

いい感じに型染めができている!!ちなみにお湯でじゃぶじゃぶしていたらお湯が黒色に濁ってきた。
やっぱり色素はしっかりと固着されていないのね。

でもいい感じだ!!!
きれ~い

ただひとつ、タコ墨染めと比較してイカ墨染めの方からは美味しそうな匂いが漂ってきてしまう。
アミノ酸とか脂質の含有量の違いだとは思うけど、染めものには要らない要素かもね。商品化するのであれば改善は必須だ。

まとめ

タコ墨でも染めものっぽいことができるんだから、そりゃイカ墨でもできるよね。
でもイカ墨は食材という立派な活用方法がある。それを差し置いてまで、染めものに活用するメリットって何だろうね。まあイカマニアには刺さるでしょう!!

タコ墨(左) VS イカ墨(右) の図。

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